- STIGAの表ソフトってどうなの?
- ブロックがやりやすいって聞いたけど・・・
- 実際に使った人の感想が知りたい!
今回は、スティガの表ソフトシンメトリーについて考察していきます。
筆者はシェークのバック側に表ソフトを使用しており、
過去の戦績は、全日本社会人選手権で1勝しております。
※2022年現在は両面裏ソフトを使用しております。
<過去に使用した表ソフトラバー>
・VO>101 (VICTAS)
・VO>102 (VICTAS)
・スペクトル (TSP)(廃盤品)
・スペクトルブルー(TSP)(廃盤)
・スペクトルS1 (VICTAS)
商品スペック
メーカー:STIGA(スティガ)
種類:表ソフト(縦目)
スポンジ硬度:39±3
色:ブラック/レッド
厚さ:特厚/厚/中厚/中
定価:¥4200+税
日本製テンション系表ソフトラバー。
攻撃時にはほど良いスピードと強い回転力を実現し、
新しい粒形状でブロックがやりやすいラバー。
STIGA公式より
シンメトリー使用レビュー
ラケットはサイバーシェイプカーボンを使用しました。
ラバーはバック面に張り、厚さは『厚』を選びました。
第1印象|柔らかくてかなり弾む!
今回ラバーの厚さは厚を使用しましたが、
厚にしては『かなり弾む系統』の表ソフトだと1番に感じました。
スポンジに関しては、かなり柔らかめで球持ちがよく、
しっかり吸収して飛んでいくといった印象でした。
ブロック、ラリーは◎
スティガ公式サイトのラバー説明文に、
『ブロックがやりやすいラバー』
という記載がありました。
これに関しては、その通りで、
- 縦目なのに割と回転がかかる
- 弧を描いてコートに落ちてくれる
- 弾道が山なりなのでコントロールしやすい
という印象でした。
安定性はあるが、変化はつきづらい
数ある表ソフトの中でも球離れが遅いタイプなので、
極端に強く押し込まない限りは、山なりに相手コートへ収まってくれます。
その点では安定性がありますが、
回転は自然にかかってしまうため、こちらで工夫しないとナックルは出づらいです。
他の縦目の表ソフトと言えば、アタック8やV101などの変化系が代表的ですが、
シンメトリーは縦目で回転&安定性に優れています。
どんな人にオススメ?
オススメできる人
・変化よりもラリーの安定性重視
・自分自身のミスを減らしたい初級者
・自分で変化を出せる中~上級者
オススメできない人
・ナックルで変化をつけたい
・滑らせて相手の変化を残したい
・直線的な打球を出したい
かなり安定した返球ができますが、裏を返せば
『相手にも取りやすい』球質になります。
表ソフトは基本的に回転系か変化系で、種類分けされますが、
①【回転系】自分自身もコントロールしやすいが、相手も取りやすい
②【変化系】使いこなすのが難しいが、相手にも取りづらい球質が出る
どちらを優先するかで、表ソフトの選択が決まるかと思いますが、
シンメトリーの場合は①の回転系になります。
まとめ
スティガの表ソフト『シンメトリー』は、
変化よりも安定したラリー戦で戦うこと
を重視したい人向けのラバーだと感じました。
表ソフトのほとんどは基本的に球離れの速い物が多く、そこに慣れずに使用を諦めてしまう人もいるかと思います。
ですがシンメトリーの場合は回転がかかって弧線を描いて飛んでいくので、しっかりと相手のコートに収まります。
ただし変化は少ないので、
という人には、
アタック8やVO>101などの変化形ラバーがオススメです。
ラリーの安定性を重視したいという人は、
ぜひシンメトリーを使ってみて下さい!
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