この記事では、卓球向けSAQトレーニングの『S(スピード)』について解説しております。
SAQトレーニングというのは、
Speed スピード
Agility アジリティ
Quickness クイックネス
の頭文字を取った造語で、様々なスポーツで競技力向上のために取り入れられているトレーニング方法です。
今回はその中の『スピード』を鍛えるトレーニングを紹介していきます。
※SAQトレーニングの詳細に関しては下記の記事で解説しております。
まだ読んでいない方は先に読んでいただけると、本記事の内容をさらに理解しやすくなります。
もっと速く動けるようになりたい!
ボールに対しての反応が遅いと言われる・・・
判断が遅くて良い球が打てない・・・
相手の打球に対しての反応が遅くて、良い打球が出来ず悩んでいま[…]
卓球向けのスピードトレーニング
スピードは『重心移動』の『最高速度』のことです。
簡単に言うと『直進で足が速い人』がスピードに優れているということになります
卓球競技では持続的に前に速く走るという場面が無いので、直接の関係はありません。
ですが、基礎的な脚力が無いとフットワークの最大距離が伸びない為『脚力を鍛える』という面で重要になります。
①登坂走
目的
・脚力の強化
登り坂を走ることで重力が負荷になり、脚力を鍛えることができます。
平面で走るよりもスピードが落ちますが、平面と同じスピードで走る気持ちで行いましょう。
応用編
・傾斜の角度を変える
・歩幅を小さくする
傾斜の角度を緩くすると前に走る力、傾斜を高く険しくすると、地面を蹴り上げて斜め上に走る力が身につきます。
また、歩幅を小さくすることで細かいステップ力が身につきます。
③スキップ(2種類)
目的
・足関節周囲、臀部筋力の強化
スキップは非常に簡単な動作ですが、2つの意識を持つことで筋力の向上に貢献します。」
上方スキップ
可能な限り『上に高く』スキップをします。
腕振りも忘れずに力強く行いましょう。
前方スキップ
可能な限り『前に進んで』スキップします。
腕振りも忘れずに力強く行いましょう。
筆者はウエイトトレーニングをオススメします!
上記2点のスピードトレーニングも大事ですが、個人的にはスクワットなどのウエイトトレーニングをおすすめします。
坂道を走ったりスキップしたりするトレーニングの負荷は、自分の体重になります。
一方でバーベルを使ったスクワットの場合、個々の成長に合わせて重りを増やしたり減らしたりすることができます。
ただし、方法を間違えると怪我に結びつく可能性もありますので、ジムなどでトレーナーからフォームを教えてもらいましょう。
主な脚の筋トレ方法は下記の記事で解説しております。
下半身のトレーニングが重要なのはわかっているけど・・・
どんなふうにトレーニングしたらいいかわからない!
卓球に活きる下半身のトレーニングを教えて!
卓球において下半身(おもに脚)の筋肉はとても重要です[…]
細かい動きは他のトレーニングで強化!
上記で紹介したスピードトレーニングは『基礎的な脚力』を鍛えるトレーニングです。
卓球に必要とされる細かい動きや、相手を見て反応する速さを養うには、他のトレーニングが有効です。
それは、SAQのAとQ、すなわちアジリティとクイックネスのトレーニングです。
アジリティは『体のコントロール』を目的としたトレーニングで、
クイックネスは『反応して早く動き出す』のを目的としたトレーニングです。
どちらも卓球のレベルアップに効果的なトレーニングですので、興味がありましたら下記の記事も参考にしてみてください。
この記事では、卓球向けSAQトレーニングの『A(アジリティ)』について解説しております。
SAQトレーニングというのは、
Speed スピード
Agility アジリティ
Qu[…]
この記事では、卓球向けSAQトレーニングの『Q(クイックネス)』について解説しております。
SAQトレーニングというのは、
Speed スピード
Agility アジリティ
Qui[…]