この記事では、卓球の試合で勝つために強化したい6つの項目の『分析力』について解説しております。
この記事を読んで分析力を磨くことで、試合で勝ちやすくなる試合運びができるようになります。
結論は『場数を踏むこと』と『試合観察をする』ということです。
『予想・予測』や『先読み』よりも、分析が先に大事になります。
分析力が優れている人は・・・
- 事前の情報収集に長けている(最重要)
- 相手の得意、不得意を早く見抜ける
- 相手の癖を早く見抜ける
- 自分の得意・不得意を知っている
- 流行りの技術の取り入れと対策が速い
分析に関しては、事前の情報というのが特に重要になります。
そのため、分析力の8割は試合前から始まっているといっても過言ではありません。
残りの2割は、元々の分析外の戦術や技術を出されたときに試合中に分析して対策していくということになります。
この試合前の8割の分析が出来ていない場合、試合開始早々に苦戦することになります。
分析力を強化するには・・・
結論:場数を踏む&試合観察と実況
・場数を踏むとは・・・色々な人と試合をする
・試合観察とは・・・色々な試合を見る
ただ見るだけではなく、自分と照らし合わせるというのも大切です。
色々な人と試合をして場数を踏むと・・・
・相手のタイプを速く見抜ける
・過去の事例からパターンを速く見抜ける
というメリットがあります。
初対戦の場合は試合の前半で分析して、それをもとに後半まで戦わなければなりません。
場数が多いor長年卓球をやっていて試合数が多い人は、過去の事例からの分析が速いです。
特に格上の選手と試合するときは、球の速さ、コースの厳しさなど、ほとんどが分析外になります。
そうなると、試合の前半がかなり厳しくなります。
今まで対戦した人の戦術パターンを記憶してストックすることで、似たタイプの人と試合するときの参考にできます。
遊びで良いので実況する
もうひとつのポイントは、試合観察ということですが、
ただ見るのではなく『先読み』をして『実況する』のがオススメです。
次にどんなプレーをするのかを予想して実況することで、試合中の分析力が磨かれます。
対戦する可能性がある選手の試合で行うのがオススメですが、プロ選手の試合でもOKです。
自己分析も大切
試合前、試合中の分析も大切ですが、今現在の自分の能力を分析することも大切です。
試合で負けたときに、
- 技術レベルが低いのか?
- 戦術が足りないのか?
- 強い人との違いは何か?(動画で確認)
など、6つの項目に当てはめて自己分析をするということが大事です。
これをやらないと、
・次の練習で何が必要か
・次の試合でどうしたらいいか
というのが、わからなくなってしまいます。
まとめ
卓球はお互いの戦術を読み合うのが醍醐味とも言えるスポーツです。
本記事で紹介したように、試合中よりも試合前に分析できていると、より勝ちに結びつきます。
読みはギャンブルですが、そこに『分析』が加わると当たりの確率が上がります。
ぜひ、事前の分析・自己分析を意識してみてください。